先日の読売新聞にpapinのライフワークとなっている高校野球 週500球の球数制限の記事が。
詳しく見ていきます。
最初に言っておきますが、papin、この記事に腹が立ってます。
まずは、投手の障害予防に関する有識者会議の座長を務めた中島隆信慶応義塾大学教授。
>投げ過ぎや連投が良くないのははっきりしている。
せやな、その通りや。
>しかし、何球までならよいのかは個人差があって分かっていない。
ん?個人差はなんにでもあるやろ。それを決めるのがあんたら”有識者”の仕事ちゃうんか?えらいさんばっかり集まって、「個人差やからわからーん」ってだけ言うてたんか?
>投手が1人しかいない学校が不利になると言われ、少し緩めた。
ちょっとまて。投手の障害予防のために会議開いてんやろ?1人しかいないチームなんか投手が怪我しやすい、投げ過ぎになりやすい一番ヤバい環境ちゃうんか?それなのに、緩めた???どういう意味や?
>1週間500球以内とした方が現場の同意を得やすいと判断した。
座長って、そういう立場なんか?同意が得れたとしても、選手が障害を受けたら意味ないんちゃうんか?誰の為に会議をやってん???
>金属バットを低反発にすることを提言した。
これは重要。もっと言うと台湾は木製バットに変えてU18を制覇したぞ。木製バットを提言しなさい。
>打者はいくらでも練習ができるが、投手の肩は消耗品だからそうもいかない。
そういう認識のもとに、有識者会議を開いて球数制限をしたんだよね。
>連投を防ぐには日程の問題を考える必要がある。
お!確信を突いたね!
>今回の提言がゴールではないし、けががゼロになるとも思っていない。
ゴールでない事は理解できるが、げががゼロになるとも思っていないってどういう事や?ゼロにできない策を出して何を満足しとんねん?
>500球で実効性があるかどうかという話も当然ある。
実効性って、500球にしてけががなくなるって意味か?それやったら今、君がゼロにならへんって言うてもうたやん。何が言いたいの?
>今回の提言は野球界全体へのメッセージ。
>日本高野連は大きな組織で注目度も高く、こういう方向に進んでいると発信する意義は大きい。
語るに落ちたな中島!
つまり、選手のためじゃなく、高野連という組織のために提言したということやな!
だから大会運営に支障がでないであろう500球というわけのわからん制限に落ち着いたんやな!
「高野連のアッピールのためにやりました」って潔く言えよ!
中島教授は自身も確か高校球児で投手で肩を壊した経験から語ってくれると聞いていたので期待したが、実際は高野連という組織を守るために据えられた座長だったことが判明した。
あえて言おう、中島!あんたは座長失格や!
座長の中島は0点。妥協の産物や。
続いて、菅谷啓之スポーツ医学博士。
>国内での議論に終始している。 この指摘は、とても深い。日本国内だけではなく、野球が行われている国々と比べてもおかしくない、理にかなった選手保護ルールが必要だと。今はメジャーリーグの指針しかないけど、世界大会なども行われる(12か国しかないけど)協議なので、世界で通用するルール策定をすべきだと。
ピッチスマートの事も勉強しなさい、ということやね。
>(ピッチスマートは)必ずしも障害の減少には至っていないようだ。
それは知らんかった。
でも、日本のそれより、はるかに障害を減らせれるでしょ。
>単純に球数を制限するのではなく、投げ方・フォームチェックを。
ん?フォームの重要性はわかるが、単純に球数制限すなっていうのは納得いかんな。制限させないと、どんどん投げさせる監督や選手自身がいて、肩を壊すケースがあるから、それを無くすためにレギュレーションとして球数制限が必要なんとちゃうんか?誤解を生む言い方やな。
>少年野球でも投げ過ぎは問題に。
小学生は大人の言う事聞くし、万年監督みたいな指導法など全く勉強してバージョンアップしようとしないおっさんも多いから、投げ過ぎもあるやろね。強いチームはたいていスパルタだったりするし。高校年代だけでなく、小学生から制限が必要だと言う提言は〇。実際の少年野球大会で試験的に導入したら、ごっつい良かったという報告も出てるよ。
>冬場も試合をしていることも一因だろう。
>米国のように日本でも冬の間は試合をしないようにするなどの改善が必要。
これは重要な提言だ。年がら年中投げているから肩を壊す、と指摘。
野球の場合はオフシーズンをしっかり作るべきだと。
アメリカの少年野球は冬休むので、選手は違うスポーツをしているそうだ。
>野球には中心となる意思決定機構がなく、プロ、アマチュア、硬式、軟式など、組織がバラバラだ。
>ルール作りをするためにも、プロ野球を頂点に意思決定機構を統一していくなどの構造改革を行うべきだろう。
これは重要な指摘。
大抵のスポーツはきちんとプロを頂点にピラミッド型になっているのに、野球だけはバランバラン。まあ日本に野球が根付いた経緯もあるので、それぞれの組織を一律に断罪できないが、少なくとも朝日新聞・毎日新聞の新聞売上アップの興行としてスタートした春の甲子園・夏の甲子園・それを開催する高野連は厳しく断罪されるべき。彼がきちんとした施策を対策を規制を作らないから、投げ過ぎの投手がどんどん生まれてくるのだ。
菅谷医師は80点。いろいろな観点から指摘は妥当。ただ、球数制限を否定するような発言もあるので満点ではない。
最後に渡辺元智元横浜高校監督。
>何百球投げ込んでも大成する選手はいる。
>それほど多く投げられない選手もいる。それぞれの限界を見極めることが大切。
つまり、壊れるまで投げさせないと特徴がわからないと言いたいのか?個人差は誰にでもある要素。球数を投げれる投手も投げられない投手もどちらも保護できるルールを整備するのが大人の役目でだろう。ましてやこないだまでバリバリの現役監督で春夏連覇もやって、ど真ん中にいた人が、何を無責任なこと言うとんねん。
>私は高校時代、ひたすら投げ込めば成長できると信じ、大学1年で肩を壊して選手生命を絶たれた。
ほれみ。投げ過ぎアカンやん。自ら体現しとるがな。
>このままでは、強豪私立に立ち向かう公立校は減ってしまう。
・・・あの・・・あなたはその強豪私立の監督でしたよね?強豪私立に立ち向かう公立がかわいそうっていうなら、球数制限ではなく、選手の移動禁止をルールにしろよ。お前ら強豪校が選手をじゃんじゃん集めるから戦力格差がでるんやろ?そして、公立高校しか選手権に出られないってしろよ。そしたら公立にどんどん選手が集まるわ!その方が球数制限よりずっと効果上がるわ。もっというなら、選手権とセンバツをやめてしまえ!そしたら越境したり強豪校に行って甲子園に出る意味が無くなるやろ!選手権で飯を食ってきた男が何を甘っちょろい事をえらそうに言うとんねん!解説だけしとけ!
というわけで、渡辺元監督は、計測不能。この人、ただの高校野球好きのおっさんや。有識者でも何でもない。
メジャーリーグが作ったピッチスマート。
年齢・投球数・登板日程・上限など細かく設定されている。
例えば、高校生17-18歳だと、1日最大105球まで。81球以上投げたら、中4日休む。つまり、1週間に最大210球投げられる。対して日本は1週間に500球で、1日500球でもいいし、1日100球×5日でもいい。一体、どちらの方が選手を保護しているだろうか?
これが必ずしも効果的に運用されていない面もある事は菅谷医師が指摘している。かなり細かいので、運用が大変なのだろう。効果がでてない面があるかもしれない。しかし、「個人差あるからわからん」とばっかり言ってる日本の有識者達にはこれを定められないだろう。その差を強く認識し、投手保護を最優先に規制が引かれる事を希望する。球数制限・低反発金属バット(ベストは木製バット)・マウンドを国際仕様に・オフシーズンの導入など、少年野球~高校野球まで、いわゆる育成年代の選手をきちんと保護し、伸ばすルール作りが望まれる。本来なら統一された組織で育成チームを組むものだが、バランバランなのが野球界の悲しいところ。
papinが腹立たしいのは、記事を読む限り、選手権とセンバツを廃するつもりは全くなく、選手権とセンバツ開催に問題の出ない範囲での場当たり的・ポーズ的・見せかけ・アリバイ作りのような対策を適当に打ち出し、基本現状維持・高野連継続のスタンスしか見えてこない事に苛立ちしか覚えない。
高野連という組織は本当に腐っていると指摘しておく。
田原本におでかけ。
我が家のお気に入りラーメン店。
安心の塩元帥田原本店。
今回は醤油つけ麺。
つけ麺と言えば魚介とんこつが多い中、この店では豚骨使わない醤油つけ麺(塩つけ麺も)頂けます。
醤油つけ麺といえばコレ、というようなお手本のつけ麺になっていると思う。
ブレブレの写真で失礼。
スープ割は、塩つけ麺の方が美味しい。
塩元帥のpapinオススメは、
醤油ラーメン → 塩つけ麺 → 醤油つけ麺
の順に決まりました。あ、チャーハンも。
安定感が素晴らしいです。
本当に、近くに合ってくれてうれしいお店。